イーグルスは東北のチームとして誕生し、多くの市民がスタジアムへ足を運び応援をしてきました。
苦しい戦いが続く中、ほとんどの観客がマナー良く、勝敗に関わらず応援をしました。
ようやく根を下ろしはじめたチームを、球団とファン・地域住民が協力し合って育てていくための地域密着について、私たちは以下のように考えています。
チームの公共性
球団が東北のチームとして東北に根付き発展していくために、チームが1オーナーの所有物ではなく、東北という地域の公共財として成り立っていくことが必要と考えられます。企業の経済活動としてのチーム運営から住民参加を含んだチーム運営こそが、地域密着型のチーム作りに必要な要件と思われます。
球団の運営自体は、オーナー企業の判断にゆだねられますが、その判断の過程に、ファンや地域住民が参加することが地域密着だと考えます。今シーズン球団は、いくつかのアンケートを球場内で行っていましたが、その結果がどうであったのか、結果を受けて球団がどう行動したのか、そういった内容を公表していただければと思います。それによって、ファンや住民は球団の運営方法を的確に理解し、支持していくことができるようになるはずです。
情報公開
球団からの情報公開を、選手情報以外にも広げて増やしてください。伝達手段もインターネットのみならず、紙媒体、電話情報サービスなども活用し、より多くに人々に行き渡るようにお願いします。
インターネットの普及率はかなり進んでいますが、いつでも、どこでも、誰にでもという状況にはなっておりません。
チームの活動スケジュール、試合、練習等を全て公開してください。たとえ練習であっても多くのファンがチームを応援しようと思っています。
ユニフォーム
ビジターゲームのユニフォームに「東北」「TOHOKU」の文字をぜひ入れて欲しい。
私たちはイーグルスが東北のチームであることに誇りを持っています。
チケットの入手
チケットの入手方法がまだまだわかりにくい状況です。メディアを通じたプロモーションを行うとともに、チケットの販売方法にも工夫が必要かと思われます。高齢者の方々を中心に、インターネットやコンビニ端末での購入は難しすぎるという声が多くあります。
ボランティア
今シーズン球場運営にボランティアを活用したことで、球場がきれい、ゴミの減量化といった成果をあげることができたと思われます。来シーズンはさらにこれらの効果を推進するために、いくつかの点で意見が上がっています。
来場者にボランティアの活動をアピールすることが必要。報酬をもらって働いているのだからゴミを処理して当然、といった観客も多く、エコステーションの役割がきちんと理解されていませんでした。
ゴミ回収のコンテナの数を増やす。ボランティアの人数には限りがあるため、まとめたゴミの運搬作業が重労働でした。
ゴミ箱の形状を改良する。投入口が狭くなっており、後から分別の作業をするのが大変でした。むしろゴミ袋のまま設置してあったほうが作業効率はずっと良くなります。
ゴミ分別の見本を作る。観客が分別しようと思っても、どう分けたらよいのか分かりません。手本となるようなガイドが必要です。
ボランティアのための駐車場。ナイトゲームではボランティアの交通手段が限られてしまう。駐車場があれば参加できるボランティアの人数も増えてくるはずです。
地域密着イベント
学校訪問はスタジアム近隣学校に限られてしまうのであれば、別の方法を考えて欲しい。選手が訪問するのではなく、子どもたちが球団を訪問するイベントでも良いのではないでしょうか。
野球教室は、試合開催の少ない地域にこそ重点を置いて行って欲しい。
地域イベント(特産品販売)を頻繁に開催して欲しい。大掛かりでなく、小さなブースでフリーマーケット感覚の、スポンサーや各出店者に影響の少ない範囲のイベントを推進していただきたい。
試合の無い日の練習は、原則として無料公開してほしい。
ファン感謝デーは無料にするべきです。
メディアとの関わり
インターネット中心の情報発信ばかりでなく、他の手段による情報発信、特に紙媒体を利用した情報発信にも力をいれて欲しい。アクセシビリティの観点からも、インターネットだけでは不十分であると考えます。
試合内容のみならず、選手の日常など、節度を持って公開していただけると、より選手やチームに対して親近感を得ることができるようになります。特にシーズンオフはチーム・選手の話題が契約関連に偏ってしまいがちですが、ファンが知りたいのは野球に関わる選手の話題です。
市民やファンのためにファンブックを作って欲しい。選手名鑑だけではもの足りません。試合毎、対戦カード毎の、マッチデープログラム、マッチカードプログラムといったガイドがあると観戦がより一層楽しめるのではないでしょうか。